専門学校講師のバイト初日
しょっぱなから不細工なボンズを披露します。
これ、口がやばくないですか? ゴリラみたいじゃないですか(ゴリラさん、ごめんなさい)!? 一応寝顔なんですがね。写真撮りながら大爆笑してしまいましたよ!
あ、本題に戻ります。
専門学校の講師のバイト、初日が無事終了しました。
感想は…意外と楽しかった。というか、生徒がかわいい!
流れはこんな感じです。授業が始まる前は講師控室にいてお茶とかすすってます。時間がくると、当番の生徒さんが「お願いします」って迎えに来てくれます。そして、一緒に教室に行きます。今回担当するコースは1、2年生合同なので、40人くらいです。そして、チャイムが鳴ると、一斉に生徒さんが立ち上がり、当番の掛け声で「お願いします」と全員で挨拶をしてくれます。こんな丁寧に挨拶するのは小中学校までだと思っていたので、ちょっとうろたえてしまい、「あ、あ、どうも、こちらこそよろしくお願いします」と教壇の上でペコペコ頭を下げてしまいましたよ(^^ゞ
授業は、教科書の内容をまとめたMYノートを見ながら板書をし、そして説明をします。生徒さんも一生懸命ノートを取ります。
まだ1年生は入学して日が浅いから緊張してるみたいで、それがまたかわいいぞ!
2年生はちょっとだらけてましたが(笑) 昼間はアルバイトしてるんだから眠いはずだよね。
しかし、あれっ?と思ったことがありました。
皮膚についての授業なのですが、美容関係だからかどうかわからないけど、教科書に「高齢になると」とか「老化現象」って言葉がやたらと出てくるんですよ。例えば、真皮の中にある弾性線維(エラスチン)は皮膚に弾力を与える役割があるのですが、高齢になるに従って減少します。そのため皮膚の弾力が衰えます。それは別にいいんです。わかりきったことですよ。
で、問題は生徒たちの反応。エラスチンの説明のあとで、「だから年取ると肌がたるんでくるんですね~。エラスチン配合の化粧品、私使ってたことありますよ」って私がコメントしても、生徒たちは無反応なんです。そりゃそうだよね~。みんな大体10代でしょ。お肌の老化なんか、まだまだ他人事だよね。ぴっちぴちしてるもの、お肌。
共感することで、覚えやすくなるかなって思ったんですが、共感はまったく得られないことが判明しました。冷静に考えてみれば、当たり前のことでした。
そして、なんとか無事に初日の授業が終わりに近づき、最後に「何か質問はありますか?」って聞いたら、一番前の女の子に「先生、何歳ですか?」って聞かれました。
うわ、べたすぎるぞ!と思いながらも、「え~?いくつに見えるぅ?」だなんて、つまらないお決まりの返しはしません。純粋に聞いてくる子供の質問に、私も純粋な気持ちで答えさせていただきましたよ。マイク着けたままでね(^^ゞ
そしたら、「あ、お父さんと同じだ」ですって。
なんかね、楽しかったですよ、講師のお仕事(*^^*) 久しぶりに「うわー楽しかったな」って思いましたよ。
副収入のつもりで気楽に引き受けたアルバイトですが、授業を受ける側はそんなの関係ないですからね。誠意をこめて授業をするつもりでございますです、はい。