博士論文発表、お疲れさま!
今日は、博士号取得のための論文審査会がありました。
うちの大学は、論文を提出した後、教授陣数名の前で30分間のスライド発表をし、その後1時間くらいの質疑応答があって、教授陣だけで審査をします。他の大学ではどんなスタイルで行われるのかわかりませんが、たぶん大学によって違うっぽいです。すみません、あまり興味がないのでわかりません…。
うちの研究室では、今年1人の院生が挑みました。彼女はおとなしい子だけど、本当に真面目で、周りに気を遣う子で、ゆえにいろいろな悩みや苦労も一人で抱え込んじゃう子です。でも、2人で飲みに行った時は普段溜めていた心の内を吐き出してくれたりして、いろんなことを語り合ったりしました。
本当だったら、私も博士号を取るために、同じ苦労をしていたはず…。でも、早々に諦めてしまった私は、一緒に頑張ろう!とはならず、ただただ陰ながら応援するしかありませんでした。
そんな彼女が今日、いよいよ発表の日を迎えました。思うような結果が出ず、年明けまで実験をし、並行して論文を書くという偉業を成し遂げました。細い身体で、本当によく頑張りました!
発表と質疑応答を終えた彼女が、元気よく「終わったあああ!」と言って、研究室に戻ってきた時は、私の方がなんかほっとしちゃって、うるうるしちゃいましたよσ(^_^;)
何かを成し遂げた後の達成感は、やっぱりいいんだろうな〜!
なんだか羨ましいなって思いました。自分で「取らない」って決めたから後悔はしていませんが、なんかいいな、すごいなって…。
3月には修了式があります。学位を取らない私は出席できません。去年も感じた寂しさを、今年も感じるのかなあ。でも彼女には、心から「おめでとう!」って言いたいと思っています。
本当にお疲れさまでした( ´ ▽ ` )ノ
これから、修士論文の発表会、学部生の卒論発表会と続きます。
新しい出発に向けて、みんな頑張ってます。
私も頑張らなきゃな…。
この子たちがいるから、1日の疲れが吹っ飛ぶんだよなぁって思います。